DEJIMACHI.ZAO開始のお知らせ
2021年9月15日
この度、蔵王町の商工業者を対象にデジタルマーケティングの活用支援などを行う地域活性化プロジェクト(宮城県委託事業)「DEJIMACHI.ZAO」がスタートしました。
民間企業と自治体(蔵王町)が手を取り合い「SNS」を活用し「移住者を増やす」まちなか活性化のモデル事業です。
【DEJIMACHI.ZAO】
「デジタルマーケティング」+「まちなか」の造語。また鎖国時代の唯一の貿易地である出島にかけて、地方発デジタルマーケティング先進的地域を目指すことを意図した名称
【実施内容】
・蔵王町の商工業者を対象にしたデジタルマーケティングの活用支援(セミナー、伴走支援など)
・首都圏のIT企業を主な対象にしたワーケーションコンテンツ体験ツアーの実施
【実施期間】
2021年7月20日〜2022年2月28日
【背景(なぜやるのか)】
人口減少、少子高齢化、都市部への一極集中など社会構造の変化と新型コロナウイルスにより、宮城県内の商店街等のにぎわいが失われている中、宮城県は移住者やサテライトオフィスといった新たな流れを引き寄せるまちなかの形成に向けて、市町村等と協働しながら民間主導による新たな町中活性化のモデルケースを創出することとしました。
今回「多様な働き方」の支援をすでに実施している弊社が企画、提案し、県から委託を受けました。
弊社とナウビレッジ株式会社(所在地:東京都 代表取締役:今村邦之)がSNSにおける文章・写真・動画の投稿技術についての講義を実施することで、蔵王町の各施設がその魅力を伝えるSNSアカウントを持ち、そのアカウントが観光客が来訪するきっかけとなる体制を構築します。蔵王町の集客体制と商店街を自立させることを目標に今年8月から来年3月まで取り組む予定です。
具体的な取り組みとしましては、首都圏のIT企業を中心にアンケートを行い、ワーケーションコンテンツ体験・視察ツアーの企画と実施を行い、蔵王町の魅力を伝えることで、将来的に移住や企業誘致のきっかけを作り上げます。
【今後の展望】
・日本一発信する商店街を目指します。将来近隣地域に、コワーキングスペース、シェアオフィス、IT企業の事務所を展開し、蔵王町の活性化を後押します。
・現在地方では少ないIT企業への就職を将来的には可能とし、IT分野の雇用創出、就労環境の整備を行います。
・国内に向けた発信のみではなく、国外に向けた発信をすることで、観光客の流入と滞在を拡大させます。
・最終的には蔵王町のみで発信、発展、誘致を行えるようサポートをしていきます。